27歳、普通のパートだった私がネイル講師になるまでの物語

私は歯科衛生士の学校を卒業し、国家資格を取得してからというもの、誇りを持って医療の現場で働いていました。仕事は忙しくも充実していて、自分が必要とされている実感もありました。けれど、結婚・出産を経てパートとして職場に復帰した頃、心の中に小さな違和感が芽生えました。

drop of water

「このままでいいのかな…?」

周囲には”〇〇ちゃんのママ”としての私。もちろん家族は大切。でも、「私自信」として生きる時間が日に日に薄れていくような気がしていたのです。社員時代のようなやりがいはもう感じられず、生活のために働くという感覚に変わっていきました。

そんなモヤモヤとした気持ちを抱えたまま迎えた27歳のある日、ネットで偶然目にした「ネイルスクール」の広告が私の心を動かしました。「ネイルって楽しそう」「可愛いを仕事にできるって素敵かも」ー軽い気持ちで資料請求し、見学に行き、その空間のキラキラした空気に惹かれた私は、思い切って入学を決意したのです。

woman holding a dandelion flower

ネイルが私に手を差し伸べた

当時は育児とパートの合間を縫って、週末を中心にスクールに通いました。最初はワンカラーネイルさえ上手く塗れなかった私が、徐々にマグネットネイルやニュアンスネイルなど、トレンドの技術を身につけていくたびに、自信も湧いてきました。

一年半かけて資格を取得し、私はマンションの一室で個人サロンを開業しました。ですが、ここからが本当のスタートでした。
思うように集客できず、駅前で自作にチラシを配ったり、分譲マンションにポスティングしたり、結婚式場に飛び込み営業したこともあります。努力の甲斐もあり、少しずつ常連さんが増えていきました。

golden watch on sand

4 years later

私はついに、名古屋の中心にあるテナントを借りて本格的なサロンを構えることに成功しました
しかしそれは同時に試練の始まりでもありました。

名古屋中心部の家賃は高額で、以前のように駐車場を用意する余裕もありません。郊外時代に車で通っていたお客様は次々に離れていき、集客はゼロからの再出発。500万円の貯金も、3ヶ月には90万円を切り、「余命3ヶ月のネイルサロン」とスタッフと笑うしかない状況になっていました。

それでも、私は諦めませんでした。SNSやGoogleマップを活用したMEO対策、ホットペッパーの見直しなど、集客のための工夫を徹底し、リピート率を上げるための接客マニュアルや新人育成の仕組みも作り上げました。努力の積み重ねが身を結び、少しずつ業績も回復。そして今、私は講師免許を取得し、ネイルスクールの講師として未来のネイリストたちを育てる立場になりました。

当時、ネイルスクールに通い始めた自分には想像もつかなかった未来が、今目の前に広がっています。好きなことを仕事にしたい。誰かの役に立ちたい。そんな漠然とした気持ちから始まった私の物語は、途中で投げ出さなかったからこそ、ここまで来れることができました。

person holding multicolored heart decor

ここまで読んでくれた方へ

このブログを読んでくれているあなたが、もし同じように迷いの中にいるなら、自分の気持ちになって素直になってみてください。「私には何もない」なんて思わないで。あなたの中には、まだ見ぬ可能性が必ずあります。

ネイルの技術だけではなく、人とのつながりや自己表現を通して、自分自身の人生も豊かにしてくれます。自分らしく生きたい、好きを仕事にしたい、将来自分のお店を持ちたい。そんなあなたの想いを、私は全力で応援します。


人生も地図を自分の手で描きたいと願う全ての女性——あなたの一歩が、未来を変えます

assorted map pieces

株式会社M.prorise 奥村真弓

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